2008年02月15日
「日本全国に電柱は何本あるか?」
「シカゴにピアノ調律師は何人いるか?」
「世界中で一日に食べられるピザは何枚か?」
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」/細谷功/東洋経済
初めてこの問いをみたとき、わたし、とーってもわくわくしました!!!
知的好奇心がめちゃくちゃ刺激されましたよ。
そしてこれらの問いに答えるすべを教えてくれるのが「フェルミ推定」です。(フェルミは人の名前)
とあるビジネス雑誌で紹介されて以来、気になってしょうがなかったのがやっと本を手に入れて読みました☆
かといって、問題集とかじゃないです。あくまでも推論をどうたてるか?今はやりのロジカルシンキングに少しかぶるかもしれない。
わたしのように、質問を見てワクワクする人もいれば、「こんな質問がなんの役に立つんだ?」「わかるわけない」って思う方もいますよね。こういう質問は「地頭力」(ジアタマリョク)を量るのに有効なんだそうですよ。
本文にある情報依存の思考停止状態はほんとうに恐ろしいと思ったし、ジアタマデバイドは今後、さらに重要度は増していくかもしれないなーとな。
ちなみにコンサルティング会社や、証券会社の採用試験で使われるそうです。もちろん出題する側も答えはわかりません。
「もっている少ない情報でどうやって答えまでたどり着くか」を見るのだそうです。
しかも電卓禁止、制限時間は3分。
世の中頭のいい人はたくさんいるけど、「じゃー頭のいい人ってどんなひと?」や、フレームワークや仮説の立て方とかいろいろわかりやすく説明してくれて楽しい本でした。ビバ!問題解決能力!!!(ってちょっとそれてますが・・・)
☆☆☆ちなみに以下、「日本全国の電柱の本数」の出し方二通り+実際の数を載せておくので興味のある方はぜひ☆☆☆
本に載ってた方法(著者が見たら怒る?ってぐらい略してますよ)
「単位面積当たりの本数を市街地と郊外に分けて総本数を算出する」という切り口から、
「50m四方に市街地なら一本、郊外は200メートル四方くらいかなー」(山間部も含めて)
↓
「日本の総面積は38万平方キロメートル」(文中では小学校の社会科で習うから知っているという前提になってます)
↓
「日本全土を長方形にしたら 1500㎞×200㎞ぐらいだとして」
↓
「3000万本ぐらいかな」
と、いう具合に、暗算で答えに導いていきます。
私の方法(ちなみに「全体から考える」という点で、やり方としては間違ってます・・・)
「わたしの家は交差点の角にある。この4つの角にある本数は2本。4家族(12人)が住んでるから
単純に
「12(人):2(本)」
という仮説を立てる。
またまた単純に数字の0(ゼロ)を増やして
「1億2千万人:2千万本」にする。
あとは「勘」で、
「あたしが住んでるとことは田舎だから都市部の本数は倍かも」
で、二倍、
「でも日本のほとんどは山林だからなー」
で、少し減らして
「3千万本ぐらいかな。でも実際の人口は1億2千万より多いから、3千2百から3千3百本ぐらいだろう」
という感じです。
どうですか?
楽しいでしょう?
ちょっと読みにくかったかもしれない。
NTTとかのデータによると、3300万本なんだそうですよ。
みんなでジアタマリョクを鍛えて広めて素敵な日本にしていきましょう!!!
↓ちなみに、書名は「地頭力を鍛える」ですが、読者が知りたいであろう具体的な『鍛え方』はのっておりません。
なんていうかこう、新しい概念の説明みたいなのが多い気がします
以下、簡単な内容です。
☆目次☆
第一章 「地頭力」とは何か
第二章 「フェルミ推定」とは何か
第三章 「フェルミ推定」どうやって地頭力を鍛えるか
第四章 フェルミ推定をビジネスにどう応用するか
第五章 「結論から考える」仮説思考力
第六章 「全体から考える」フレームワーク思考力
第七章 「単純に考える」抽象化思考力
第八章 地頭力のベース
第九章 さらに地頭力を鍛えるために
全230ページ
2007年12月20日 第1刷発行
2008年 2月 4日 第4刷発行
☆あとがきの書き出し☆
本書に執筆にあたって、数十冊にわたる思考力、問題解決、ロジカルシンキングといった「考える力」に関しての類書をベンチマークした。・・・・・・・
☆著者プロフィール☆
細谷 功 (ほそやいさお)
ザカティーコンサルティング ディレクター
神奈川県生まれ、東京大学工学部卒業。東芝を経てアーンスト&ヤング・コンサルティンブに入社。製造業を中心として製品開発、マーケティング、営業、生産等の領域の戦略策定、業務改革プランの策定・実行・定着化、プロジェクト管理、ERP等のシステム導入、およびM&Aふぉの企業統合等を手掛ける。共訳著に『市場をリードする「業務優位性」戦略』(ダイヤモンド社)などがある。
。
「世界中で一日に食べられるピザは何枚か?」
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」/細谷功/東洋経済
初めてこの問いをみたとき、わたし、とーってもわくわくしました!!!
知的好奇心がめちゃくちゃ刺激されましたよ。
そしてこれらの問いに答えるすべを教えてくれるのが「フェルミ推定」です。(フェルミは人の名前)
とあるビジネス雑誌で紹介されて以来、気になってしょうがなかったのがやっと本を手に入れて読みました☆
かといって、問題集とかじゃないです。あくまでも推論をどうたてるか?今はやりのロジカルシンキングに少しかぶるかもしれない。
わたしのように、質問を見てワクワクする人もいれば、「こんな質問がなんの役に立つんだ?」「わかるわけない」って思う方もいますよね。こういう質問は「地頭力」(ジアタマリョク)を量るのに有効なんだそうですよ。
本文にある情報依存の思考停止状態はほんとうに恐ろしいと思ったし、ジアタマデバイドは今後、さらに重要度は増していくかもしれないなーとな。
ちなみにコンサルティング会社や、証券会社の採用試験で使われるそうです。もちろん出題する側も答えはわかりません。
「もっている少ない情報でどうやって答えまでたどり着くか」を見るのだそうです。
しかも電卓禁止、制限時間は3分。
世の中頭のいい人はたくさんいるけど、「じゃー頭のいい人ってどんなひと?」や、フレームワークや仮説の立て方とかいろいろわかりやすく説明してくれて楽しい本でした。ビバ!問題解決能力!!!(ってちょっとそれてますが・・・)
☆☆☆ちなみに以下、「日本全国の電柱の本数」の出し方二通り+実際の数を載せておくので興味のある方はぜひ☆☆☆
本に載ってた方法(著者が見たら怒る?ってぐらい略してますよ)
「単位面積当たりの本数を市街地と郊外に分けて総本数を算出する」という切り口から、
「50m四方に市街地なら一本、郊外は200メートル四方くらいかなー」(山間部も含めて)
↓
「日本の総面積は38万平方キロメートル」(文中では小学校の社会科で習うから知っているという前提になってます)
↓
「日本全土を長方形にしたら 1500㎞×200㎞ぐらいだとして」
↓
「3000万本ぐらいかな」
と、いう具合に、暗算で答えに導いていきます。
私の方法(ちなみに「全体から考える」という点で、やり方としては間違ってます・・・)
「わたしの家は交差点の角にある。この4つの角にある本数は2本。4家族(12人)が住んでるから
単純に
「12(人):2(本)」
という仮説を立てる。
またまた単純に数字の0(ゼロ)を増やして
「1億2千万人:2千万本」にする。
あとは「勘」で、
「あたしが住んでるとことは田舎だから都市部の本数は倍かも」
で、二倍、
「でも日本のほとんどは山林だからなー」
で、少し減らして
「3千万本ぐらいかな。でも実際の人口は1億2千万より多いから、3千2百から3千3百本ぐらいだろう」
という感じです。
どうですか?
楽しいでしょう?
ちょっと読みにくかったかもしれない。
NTTとかのデータによると、3300万本なんだそうですよ。
みんなでジアタマリョクを鍛えて広めて素敵な日本にしていきましょう!!!
↓ちなみに、書名は「地頭力を鍛える」ですが、読者が知りたいであろう具体的な『鍛え方』はのっておりません。
なんていうかこう、新しい概念の説明みたいなのが多い気がします
以下、簡単な内容です。
☆目次☆
第一章 「地頭力」とは何か
第二章 「フェルミ推定」とは何か
第三章 「フェルミ推定」どうやって地頭力を鍛えるか
第四章 フェルミ推定をビジネスにどう応用するか
第五章 「結論から考える」仮説思考力
第六章 「全体から考える」フレームワーク思考力
第七章 「単純に考える」抽象化思考力
第八章 地頭力のベース
第九章 さらに地頭力を鍛えるために
全230ページ
2007年12月20日 第1刷発行
2008年 2月 4日 第4刷発行
☆あとがきの書き出し☆
本書に執筆にあたって、数十冊にわたる思考力、問題解決、ロジカルシンキングといった「考える力」に関しての類書をベンチマークした。・・・・・・・
☆著者プロフィール☆
細谷 功 (ほそやいさお)
ザカティーコンサルティング ディレクター
神奈川県生まれ、東京大学工学部卒業。東芝を経てアーンスト&ヤング・コンサルティンブに入社。製造業を中心として製品開発、マーケティング、営業、生産等の領域の戦略策定、業務改革プランの策定・実行・定着化、プロジェクト管理、ERP等のシステム導入、およびM&Aふぉの企業統合等を手掛ける。共訳著に『市場をリードする「業務優位性」戦略』(ダイヤモンド社)などがある。
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Posted by さんちゃご at 23:48│Comments(1)
│Business
この記事へのコメント
すっげーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Posted by 正義のヒーロー at 2018年07月14日 11:52